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CASE 10
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合同会社ナチュラル
プロセスもゆっくり楽しむ、ハーブのお風呂プロセスもゆっくり楽しむ、ハーブのお風呂
商品開発に取り組んだ登場人物
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ナチュラルのみなさん
福井県鯖江市のナチュラルは、「一人一人の能力を引き出し、自分らしく、そして活き活きと作業できる場所」を提供することを目的に、2019年4月に設立された就労継続支援B型事業所です。軽作業や小物製作を得意とするほか、農作業も行っています。
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六感デザイン グラフィックデザイナー野路 靖人さん六感デザインは、理屈を超えて「素敵だな」と思えるデザインを届ける、福井市に拠点を構えるデザイン事務所。パッケージやウェブサイト、ロゴなどを中心に、企画からデザインまでをともに伴走します。
BEFORE商品開発のきっかけ
2019年に設立されたばかりのナチュラルは、軽作業やインテリア小物製作を主な事業としています。そんなナチュラルにとって今回の商品開発は、初めての自社製品製造・販売への第一歩となりました。まずはこれまで農作業の一環として取り組んできた「ハーブ栽培」に着目。製造にかかる作業負担を抑えながらも、自分たちで育てるハーブを活かした独自性ある商品が作れないか、可能性を探りました。
AFTER商品開発の着眼点とコンセプト
着眼点
- 01ハーブの香りをダイレクトに感じられる「バスハーブ」
- 02素材をそのまま活かすシンプルな工程で、製造の負担を最小限に
- 03お湯に浸し、香りを引き出すプロセスを通して楽しむ非日常感
コンセプト
「自分たちで栽培しているハーブの香りを活かした商品が作れないか」というアイデアから誕生した「Tea-like Bath Herb」。一般的に、お風呂でハーブの香りを楽しむ方法としてはバスソルトが人気ですが、追い焚き機能付きの浴槽では使えないといった制限があります。また、今回はナチュラルにとって初めての商品開発ということもあり、できるだけシンプルな素材・工程で完成する商品を目指した結果、塩やオイルを混ぜずにドライハーブそのものをお風呂に入れて香りを楽しむバスハーブという形に辿り着きました。
バスハーブは使用の際に「沸騰したお湯に浸して蒸らすことで香りを出す」という手順が必須ですが、このひと手間を逆手に取り「まるでお茶を淹れる時間のように、プロセス自体を楽しむ商品」として誕生したのが「Tea-like Bath Herb」です。パッケージにもお風呂にお茶を注ぐかのようなイラストをあしらうことで、非日常感あふれる商品が完成しました。
バスハーブは使用の際に「沸騰したお湯に浸して蒸らすことで香りを出す」という手順が必須ですが、このひと手間を逆手に取り「まるでお茶を淹れる時間のように、プロセス自体を楽しむ商品」として誕生したのが「Tea-like Bath Herb」です。パッケージにもお風呂にお茶を注ぐかのようなイラストをあしらうことで、非日常感あふれる商品が完成しました。
information
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商品名Tea-like Bath Herb
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ラインナップローズマリー
レモングラス