-
CASE 06
-
敦賀ワークス株式会社
敦賀らしいお魚や昆布の味わいを
カジュアルに楽しめる「福井の出汁屋」敦賀らしいお魚や昆布の味わいを
カジュアルに楽しめる
「福井の出汁屋」
商品開発に取り組んだ登場人物
-
-
敦賀ワークスのみなさん
敦賀ワークスは、令和3年12月に開所した就労継続支援B型事業所です。「個々の可能性を引き出し、共に歩む」と「誠実な対応」をモットーに、海に面した事業所で主に昆布を中心とした食品の袋詰めや加工作業を行っています。
-
-
六感デザイン グラフィックデザイナー野路 靖人さん六感デザインは、理屈を超えて「素敵だな」と思えるデザインを届ける、福井市に拠点を構えるデザイン事務所。パッケージやウェブサイト、ロゴなどを中心に、企画からデザインまでをともに伴走します。
BEFORE既存商品の課題
敦賀ワークスは2021年に設立されたばかりの事業所で、「敦賀昆布亭」という屋号のもと、主に海産物を使った商品の開発や製造に取り組んでいます。一方、立ち上げから日が浅いこともあり、ブランドとして今後どのような展開をしていくか、方針が定まり切っていないという課題がありました。そこで、「焼き鯖節」をはじめとする既存商品の高いポテンシャルを活かしつつ、敦賀の老舗昆布屋さんとの差別化を図るため、まずはブランドの整理から着手しました。
AFTERリニューアルの着眼点とコンセプト
着眼点
- 01お魚と昆布の「出汁屋」とすることで、老舗昆布屋との差別化を図る
- 02パッケージをフォーマット化することで、今後の商品展開のハードルを下げる
コンセプト
敦賀ワークスの強みである海産物商品の開発力を活かしながらも老舗の昆布屋さんとの差別化をはかるため、「出汁屋」としてリブランディングを行いました。焼き鯖のパリパリ食感をおつまみとしてそのまま味わう削り節や、さくさく食感が楽しいふりかけ、そして焼き鯖とアオサが香るかんたん浅漬け塩。敦賀らしいお魚や昆布の味わいをカジュアルに楽しめるのが「福井の出汁屋 とととこぶ」です。また、今後商品の展開を増やす際に事業所だけで対応ができるよう、パッケージのデザインや袋のサイズをフォーマット化。利用者さん自らが色の変更や文字の打ち替えを行うだけでパッケージの製造ができるような工夫がなされています。
information
-
商品名福井の出汁屋 とととこぶ
-
ラインナップそのまま食べる 焼き鯖削り節
焼き鯖節と昆布のふりかけ
さくさく昆布ふりかけ
焼き鯖節とアオサが香る浅漬け塩